技術メモなど

業務や日々のプログラミングのなかで気になったことをメモしています。PHP 成分多め。

AWS ソリューションアーキテクト-アソシエイトに合格した話

 昨日、AWSソリューションアーキテクト-アソシエイト(SAA)に合格しました!
ので、記念に顛末をざっくりとまとめておきます。

受験前

AWSは、S3、SQS、Lamda、CloudSearchをちょっと触ったことがある程度でした。 試験2週間前の社内勉強会で?マークを連発し、講師に「流石にちょっとマズイんじゃないですかね」と白い目を向けられる程度の能力。 なんとかなってよかったですが、今思ってもヤバイレベルでした。

準備

攻略本として今年1月に出た黒本を購入しました。

www.amazon.co.jp

目次
- 第1章 AWSサービス全体の概要
- 第2章 AWSにおける高可用アーキテクチャ
- 第3章 AWSにおけるパフォーマンス
- 第4章 AWSにおけるセキュリティ設計
- 第5章 AWSにおけるコスト最適化
- 第6章 AWSにおける運用管理

第1章で各種サービスの簡単な解説が一通りあり、第2章以降で分野ごとに深掘りしていく構成です。 同じサービスでも解説が各章に散らばっており、ひとつのサービスを深掘りしたいときにはやや読みづらい印象がありました。 試験が終わった後の感想としては、出題範囲が全体的にきちんと網羅されており、かなりの良書だと思います(本番の試験会場でも他の受験者の皆さんも多くがこの本を片手に試験に臨んでいました)。

わからないところは読み飛ばしつつ一通り目を通し、各章最後の問題集と購入者特典のサンプル模擬試験の問題集をAnkiにつっこんでひたすら解く、わからないところがあったら公式のドキュメントを読むなどして勉強しました。

模擬試験

AWSの公式サイトで模擬試験を受けられるので利用しました。 f:id:shkn:20190329224550p:plain クレジットカードで支払い(税込2160円)を終えればその場で試験開始できます。
結果は正解率と各分野毎の得点割合のみが通知され、答え合わせ等はありません。 本試験とほぼ同じUIで問題文の雰囲気も近いので予行演習としておすすめです。

本試験

自分は銀座の歌舞伎座テストセンターで受験しました。平日午前の受験でしたがなかなか混雑してました。 f:id:shkn:20190329225431p:plain銀座駅直結で迷いにくく、同じ建物の地下階にはタリーズや喫煙所もあるので本番前にいろいろ整えるには良い環境です。 当日の持ち物には、本人確認として顔写真の公的身分証・署名入りのクレジットカードが必要になります。
公式案内にはそれぞれコピーが必要とありましたが、上記の会場では提示だけで大丈夫でした(会場や時期によって異なるようのでちゃんと準備はしておいた方がよさげです)。

本試験は選択形式(4択が多いです)で出題されます。問題毎にフラグチェックをつけられるので、迷った問題を後で見返す時に便利です。
問題の内容は単純にサービスに対する知識を問われるだけではなく、「ある○○の会社が××を導入しようとしています、...」といったような、実際の運用を想定しソリューションアーキテクトとして答えを提示する、という形の問題がおおく出題されます。参考書的な短文の出題に慣れていると初見はかなり面食らうので、問題の雰囲気に慣れるという意味でも事前に模擬試験は受けておいてよかったです。
またそういう文章であるので問題文自体・選択肢どちらも長文が多く、なかなか疲れます。一通り解いた後わからなかった問題を再度確認するにも時間がかかるので、紙とペンがある場合(銀座では最初からもらえます)は2周目以降にそなえ、ありえない選択肢をあらかじめメモっておいて読む時間を短縮した方がよいでしょう。

まとめ

というわけで無事合格することができました。
とはいえほぼ参考書オンリーで勉強したためAWSサービスそのものについてはさほど触っておらず、実践レベルにはまだまだ至ってないな、というのが正直な感想です。
一方で各種サービスの概要理解には役立ったため、これからAWSを本格的に学ぼうとするあたってSAAの受験は良いとっかかりになると思います。
ともあれ、本試験の提出ボタンを押すまでヒヤヒヤだったので正直ホッとしています。今日は久々にぐっすり眠れそうです。